今日は、コロナ禍で生徒さんに相談された内容について。
「部活が活動停止になったので楽器を持ち帰ったけど、練習のモチベーションが上がらない」
そんな悩みを持った中高生は多かったのではないかなと思います。
この悩み、中高生ばかりではありません。
趣味で始めた大人の方も、自分のペースで練習出来る代わりにモチベーションを保つ事って大事ですよね。
そもそも
モチベーションとは・・・
「人が何かをする際の動機づけや目的意識」だそうです。
例としてモチベーションが高まっていく要因は、仕事をしている方向けのサイトで調べた内容ですが、
-
その仕事を通じて、自分の能力やスキルが上がってていると感じられたとき
-
その仕事を通じて、人の役に立っていると感じられたとき
-
給与をもらったとき
-
いろいろな仕事を任されたとき
などが、上位回答となっているようです。
これを、全部、トランペットやピアノ練習に置き換えます。
-
練習を通して、自分の能力や技術が上がっている実感がある
-
学校の合奏でソロを任された・・・など
-
楽器演奏、練習を、音楽をやっていて良かった〜と思える実感があった。
こんな感じでしょうか。
この時間が少ないと練習のモチベーションって下がると思うんです。
何の為に練習するんだっけ?では、やる気も起きません。
そこで、私自身が、実践しているモチベーションの保ち方をいくつか紹介します。
良ければ参考にしてみてくださいね。
- やる気が出るまで待つ!
そもそもモチベーション下がっている時に、無理矢理上げるのってしんどい!
でも、ここで言う「待つ」は、練習をサボる事ではありません。
1日に5分でもいいから、楽器を練習する。
いやいや、毎日って・・・と思っても、たった5分。
歯を磨く、身支度する、スマホ触る5分と同じです。
そう思ったら出来そうな気がしますよね。
モチベーションなんて考えずにとにかく続ける!そうするといつの間にか、気持ちも戻ります。
- 音楽コンテンツを見たり聴いたりする!
今は、YOUTUBE、〇〇Music、など音楽を見聴きできるコンテンツが身近です。
何でもいいのでそれらから刺激を貰う。
そうすると、「この人みたいに演奏したいな」「この曲に挑戦してみたいな」と練習する動機ができます。
- いつもはやらない練習に挑戦する!
自分のスキル、能力が上がった実感がないと、練習していてもつまらないですよね。
苦手な基礎練習は何ですか?自分にはまだまだ足りない・・・と思うことは、何ですか?
音色?滑らかにスラーで演奏する事?タンギング?
まずは、自分の弱みを見つけること。
見つけたら、音色なら、ロングトーンをやってみよう、スラーが苦手なら、リップスラーをゆっくりやってみよう!など、具体策が出てきます。
そして、その練習ができたら、今日またできることが増えた!と楽器を片付ける時に自分を褒めてくださいね!
以上が、私の実践している方法です。
楽器を始めた時の新鮮な気持ちをいつでも大切にしたいものですね!