
皆さん、国内に限らず、海外などトランペット奏者の演奏を見たことはありますか?
真っ直ぐ前を向いて吹いている人も、よく見るとベルの先は右向いていたり左向いたりやたらと下に向いていたり、実は、個性豊かな奏者はたくさんいるんです。マウスピースを当てる位置の見た目も様々です。
何が言いたいかというと「どんな音が出せているか」これに尽きるということなんです。
私自身も歯並びがとても悪いので、出っぱった下の歯を避けて吹いているうちにベルの先が左向きになりました。矯正しようと高校生の時は悩み辛い思いをしましたが、悩む事をやめそのままの自分を受け入れて、練習することで上達しました。「自分の出したい音が出せているからいい」そう思えたのです。
と、偉そうに語っていますが、この個性を受け入れる事を教わったのは、高校生の時に師匠にお会いしてから。今は、トランペットを始めるお子さん達にこの経験を役立てたいと考えています。