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音大受験と時間講師を経て

音楽大学入学と現在の活動について。私が入学したのは、武蔵野音楽大学。

武蔵野音大を選んだ理由は、習いたい先生がいたから。

 

受験対策を始めていた高校2年生の夏。

何気なく見ていた大河ドラマのオープニングと、その後に放映されていたNHK交響楽団のコンサートのトランペット演奏に感激して、奏者をパソコンで探し出し「レッスンしてください」と熱いメッセージを送ったのが、習いたい先生、今の師匠との出会いでした。

 

今考えると、すごい行動力、怖いもの知らず(笑)とにかく必死でした。

毎月、上京してレッスンに連れて行ってくれた母に感謝してもしきれません。

 

音楽大学での毎日はとても刺激的でした。

トランペットアンサンブル・吹奏楽・オーケストラ・室内楽とたくさんの演奏会に出演しました。

高校は芸術科で吹奏楽などの合奏やコンクールとは無縁でしたので、仲間と過ごす日々は、少し遅い青春を過ごしたような気分でした。

 

卒業してからは、フリーランスでトランペット演奏の仕事をしました。

 

そして、演奏の仕事やスタジオでのレッスンの傍ら、大学在学中に取得した教員免許を生かして都内の「非常勤講師」もしていました。

 

様々な学校の講師を兼任して1日に3校回った事もありました。1日の移動距離がすごい距離だったのを今でも覚えています。

 

今は、時間講師のお仕事はしていませんが、音楽の持つ力を実感する毎日でした。

この経験が、今のトランペットレッスンにも大きく役立っています。